第6回 1992年(平成4年)8月30日
第4回世界陸上の代表選考会を兼ねて開催。前年の五輪代表を逃した松野明美も出場。
第6回大会は、翌年の第4回世界陸上の代表選手選考会を兼ねて行われたが、最大の話題は五輪代表を惜しくも逃がした松野明美(ニコニコドー)の出場だった。レースは、最高気温28度とまずまずのコンディションの中行われた。
米国、南アフリカ、メキシコなどからの海外招待選手と国内招待選手合わせて25人を含む約1,500人が出場、過去最大の規模となった。男子はマイケル・スカウト(南アフリカ)が中間点近くでスパートし独走、2位に2分余りの差をつけゴールした。2位は打越忠夫(雪印)、3位は武田裕明(NTT東京)。女子はオルガ・アペル(メキシコ)が2時間30分22秒の大会新記録で初優勝を飾った。2位には浅利純子(ダイハツ)が入り、注目された松野は4位に終わった。
この大会から、競技運営の裏方役のボランティアに一般公募を取り入れ、市民参加によるより一層の盛り上りがみられた。また、実況中継した北海道文化放送(uhb)の平均視聴率がこれまでの大会中継で最高の33.6%を記録した。なお、男女共に2位入賞の打越、浅利そして松野の3選手が第4回世界陸上の代表選手に選ばれた。