SDGs reportSDGsレポート
給水に使う紙コップをリサイクル
北海道マラソンで準備する紙コップの数は140万個以上。
この度、パートナー企業の日本製紙と連携し、リサイクルに取り組みました。 回収から再生紙になるまでをご紹介します。
1.大会当日の紙コップ使用
5km毎にある給水所では水とスポーツドリンク合わせて10万個以上、その他の給水所は5万個以上の紙コップを準備しています。
2.紙コップの分別・回収
ランナー通過中や最終ランナー通過後、ボランティアの方や業者の方によって分別・回収が行われます。
3.梱包
適切に分別・回収された紙コップは、古紙ヤードに運ばれます。
正しく分別されていることを確認した後に梱包し、運搬工程、再生工程でのハンドリングをしやすくします。
4.紙コップの再生処理(パルパー投入)
製紙工場へ運ばれた紙コップは、パルパーと呼ばれる洗濯機のような装置の中で水に浸し、強く攪拌することで再生紙繊維とプラスチックフィルムに分けられます。
5.再生紙の製造
パルパーで取り出された再生紙繊維は、ほかの材料と共に調合されて新しい紙の原料となります。
この原料は紙を製造する抄紙機という装置に送られ、新たな紙として生まれ変わります。